コロナ禍で浮かび上がる保育の課題

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こんにちは!kokaです。今回はコロナ禍の影響で以下のような記事が出ていましたのでこれについて書いていきます。

保育園とは

元々、保育園とは親が就業していて子どもを保育できない場合に預かってもらう場所だった。託児所のこと。
これは、歴史を辿れば分かるはず。
幼稚園とは全く別物ということも分かるだろう。
昔は働く女性も限られていたし、今より地域の繋がりも濃かった。
子どもは家庭や地域で育てるという感覚だっただろう。
時代は徐々に変わり、働く女性も少しずつ増えてきて、保育園も増えた。
今となっては国が女性が働くことを推進しているほどで、多くの女性が職に就いている。
保育園が足りなくなる待機児童の問題は皆んな知っているだろう。

保育園の役割の変化

そして、保育園は元々、働いている女性が子どもを自身で保育できない場合に預ける場所であったが、今となっては地域のコミュニティの希薄さや児童虐待など時代とともに浮き彫りになったり増加している問題に対処するために保育園が
児童虐待の防止や子育ての拠点としての役割も担うようになった。
ただ、役割が変化したからと言って保育士の労働環境も変化したかというとそうではないように思う。
昔に比べれば賃金も少しは上がったかもしれないが、それでもやはり保育士の賃金は低い。
役割やサービスが増えることに労働環境の向上が伴っていない。
そもそも、究極を言ってしまえば子どもを育てるのは親の役割であって、本来の本来は保育園や保育士はその補助に過ぎない。
預かってもらえて当たり前と考えるのはお門違いだと私は思っている。
ましてコロナ禍で子どもの感染の観点から考えたら預からないで自宅で保育してもらった方が良いのは言わずもがなである。

働き方を改革

そんなことをいうと、働いていかないと生きていけない家庭の親はどうすれば良いんだという声が上がるだろう。
私はそれに関して、働き方を改革すれば良いではないかと思っている。
課題はたくさんあるだろう。
ただ、女性も男性も同じように働く時代のいま、見直すべきは保育園の整備ではなく働き方だと思う。
基本的には家庭で十分に子育てができるような労働環境の整備はできないものなのだろうか?
労働時間の見直し、子育て家庭への補助などなど…
私が思うに、なんでも保育園や保育士に期待し過ぎ、役割を押し付けすぎではないか。
時代は移り変わって、これからまだ誰も経験したことのない域に入ろうとしている。
少子高齢化、環境問題…
あっと驚くような大きな変革が求められているのではないか。
また、徐々に浸透はしてきている部分もあるが未だに子育ての大部分、家事の大部分は女性が担っていることは否めない。
男がもっとやるべきだと言うつもりではない。だが、女性がやって当たり前という考えは絶対的に否定したい。
家庭の中で役割分担。得意なこと苦手なことを補いあう夫婦の関係が必要でそういう考え方が当たり前になってほしいと思う。
そのためにもやはり働き方の変革は必要ではないか。

保育士の負担

少し話は逸れるが、今となっては男性の保育士もちらほら見かけるが、やはり保育の職に就いているのは女性が大半である。
結婚し、家庭をもっている保育士は本当に大変である。
時代のニーズに応じ、早朝から夜遅くまで朝番、遅番と子どもの保育に当たっている。
保育学生の就職の時に園の壁面や園内の飾り付けなどが華やかなところは見た目は良いけど持ち帰り仕事や残業が多いかもしれないことに注意と教員から教えられたものだ。
終業時間に園の電気がついてないか見に行ったほうが良いとも…。
利用者からしたら便利な保育園は、それだけ働く側が大きな負担を背負っているとも言える。
これからの時代、昔とはもう全く違う時代である。改革というよりは大きな変革が必要だ。

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